リシン仕上げの外壁の特徴は?

この記事の監修者

仲間 幸所有資格外壁アドバイザー

外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。


リシン仕上げの外壁の特徴は?

モルタル外壁の仕上げ材として用いられている表面化粧材のことを「リシン」と言います。
骨材である細かく砕いた石や砂に樹脂やセメント、着色剤などを混ぜたものを吹き付けて施工する特徴があります。
表面がザラザラとした仕上がりの印象です。

比較的リーズナブルな仕上げ材ですから、新築住宅に使われることが多いです。
ですが、リシン仕上げの歴史は意外と古い。
現在のアクリル樹脂素材が確立された1960年〜80年代にかけて広がりました。
最も一般的なモルタル下地仕上げ材として重宝されていたのです。

リシン仕上げの種類

リシン吹き付け
リシン吹き付けは最も一般的な施工方法です。
「リシンガン」と呼ばれるガンを使って、外壁に直接吹き付ける方法で、安価であるため人気が高いです。
仕上がりは凹凸のあるイメージになります。

吹き付けた後に、ブラシや剣山のような道具を用い表面を粗く仕上げます。
通常の吹き付け仕上げよりも繊細で柔らかく、深みのある仕上がり。
人の手による施工であるため技術の差が影響します。
外壁に高級感を持たせたい場合にはおすすめ。

「弾力リシン」は、リシンの弱点であるひび割れをカバーするために開発されたものです。
ただリシンはそもそも塗膜が薄い特徴があります。
そこまで大きな効果が期待できるわけではありません。

弾力リシンは、通常のリシンよりもすこし汚れやすくなります。
そんなデメリットもあるため、まだまだ発展途上の仕上げ材です。

リシン仕上げのポイント

透湿性・通気性は申し分ないです!

リシンが新築住宅に多く使われる理由は、透湿性・通気性に優れているという点もあります。
新築住宅の外壁に透湿性が必要なのかを説明します。

日本の新築住宅の多くは、木材を主に使用して建築され、木材の最大の天敵は水分です。
内部に湿気がこもってしまうと腐敗が早くなります。

モルタルの外壁では内部に透湿防水シートを入れる、仕上材にはリシンなどの透湿性に優れる材料を使うなどの対策を取っているのです。

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